京都への旅

~不審庵見学・朝日焼窯元見学~

今年で6度目の旅行会。今回は以前から皆さんのご希望が多かった念願の不審庵見学。まず祖堂にて利休さんにお参りをし、茶室や露地をご案内いただきました。よくテレビや写真では拝見する機会があるものの、実際に目にする光景はやはり趣が違うもの。お家元のお点前を隙間から覗く際にできた熱心な内弟子さんたちの汗の跡のエピソードなど、玄関さんの歯切れの良いお話に引き込まれ1時間もあっという間。天明の大火をも逃れた大きなイチョウに見守られ再訪できることを願いながら表門を後にしました。

前日は宇治の朝日焼の窯元へ。突然の東京からの依頼にも関わらず、当代のお窯元が登り窯や作業場をご案内くださり、展示室で朝日焼について色々とお話しくださいました。登り窯にかかるしめ縄の神聖な雰囲気には何か圧倒されるような威厳があり、毎年の愛宕神社への長い道のりのお話なども楽しく聞かせていただきました。江戸初期から続く朝日焼、伝統を守り続けていくことは並々ならぬご苦労があることと想像に難くありません。でも、お窯元のそのゆったりとした温かく力強い笑顔は宇治川の急流をも難なく下る柴舟を想像させてくれました。

その日の夕食もとても美味しく頂戴しました。気取らない大将のいらっしゃる創作京料理のお店。素材を活かし丁寧に作られる一品一品。京のお酒「聚楽第」を何人かで飲もうと注文、瓢の徳利にまた話が盛り上がり楽しい夜は続きました。京都はいつ訪れてもいつも新しいエピソードが生まれる街。また何年か後に今回都合のつかなかったお弟子さん達とご一緒したいと思います。

2012/09/18

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