~鵜飼・美濃焼の旅~


毎年楽しみにしているan-g学習旅行、今年は長良川での鵜飼を見学、そして翌日は多治見を訪れ美濃焼について学んできました。

お昼前に岐阜に到着。夕飯までは思い思いに過ごし、岐阜城へのトレッキングに挑戦した人たちもいたようです。料理屋旅館での美味しい季節のお食事を頂き、いよいよ鵜飼見物。私たちに鵜飼の様子を見せてくださったのは白いお髭が印象的な14代目の鵜匠さん。14代というと表千家の家元と同じ。幻想的なかがり火を見ながらその長い歴史を想像していました。ほとんどのお弟子さんたちにとって初めて見る鵜飼。これでまた一つ、私たち自身の国の風物詩を学ぶことができたようです。

翌日は多治見へ移動。陶芸作家・阪口浩史さんの窯元を訪問しました。実際に窯元に伺える貴重な機会、せっかくなので、ロクロをまわしていただき作陶の様子を見せていただきました。茶入など普段稽古で使う道具がこのように作られるのか、と皆さん興味津々。また、阪口先生ご自身の陶芸の道についてのお話が興味深く、皆さん聞き入っていたようです。ちょっとしたきっかけでこの道に入り、ご苦労されながらもお好きで続けていらっしゃる陶芸の道。その歴史は、会社勤めしているお弟子さんたちにも生きていくヒントになったようです。蜂の巣箱もある木立の中の窯元で活動する阪口先生でした。

さて、来年は何処へ。初心に帰り、京都にでも行きましょうか。

2011/08/04

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